聖なる日にちょっと重いこんなお話し。。。

2017年12月24日

おはようございます。今年もクリスマスイブがやって来ました、当然ながらXmasに相応しいスウィートやったり暖っかい話しや語りなんか無いのでこんなお話しです...

 

昭和46年生まれの私の中高生時代は尾﨑豊、BOOWYTHE BLUE HEARTSどれも大好きでしたがその中でもOZAKIだけは別格です、校舎の窓ガラスを壊して回ったことも盗んだバイクで走りだしたことも無かったですがOZAKIが歌う愛とか生きる意味、葛藤や叫びは今聞いても背中がゾクゾクします、名曲は色褪せることなんかありません。

そんなOZAKIには1曲だけクリスマスソングが存在します、ラストアルバム『放熱への証』(亡くなってから2週間後に発売されました)に収録されている『太陽の瞳』この曲... 歌詞にクリスマスに関するワードも冬や雪を連想したりすることもありません、が、英題は『LAST CHRISTMAS』この曲を聞くとOZAKIの孤独や憂い悲壮感を感じ咽び泣くOZAKIの姿が思い浮かびます、ただただ寂しくて悲しくなる曲です。

 

尾﨑豊は平成4425日亡くなりました、OZAKIは起こり得た事実や感じたことや思いをストレートに歌詞にしてきました、おそらく... 亡くなる前年平成3年のクリスマス孤独に耐えながら苦悩しながらこの曲を書いたのだと感じます、それが最後のクリスマス、本当の意味での生涯最後のクリスマスを感じてこの曲が出来たのだと思います。

 

歌詞を1フレーズだけ...

 

               太陽が沈もうとしている夜が 唸りをあげて暴れている

               心が釘打たれるような 痛みを感じている
               何も失わぬようにと だからこんなに疲れている
               僕はたった一人だ 僕は誰も知らない
               誰もしらない僕がいる

 

聖なる祈りを捧げる日には少し重い内容になったかもしれませんが...

Merry Christmas ☆☆☆