今日、なかなか骨のある住宅メーカーの営…
2014年04月13日
今日、なかなか骨のある住宅メーカーの営業マンに出会いました。今日はそのお話です。。。
このブログでも度々話題にしていますが、家建てたいなぁと考えたらまず、土地探しから始める事がベストなのですが多くのお客様
は住宅展示場に足を運び、どんな土地があるの?よりも先に、どんな家があるの?から入られるお客様が多いんです。。。
今回のケースも同じでしてお客様は大手ハウスメーカーに家を見に行かれました。そこで今回、私がお話したい営業マンさんと出会
われました。。。この営業マンさんは自社の建物の良さを一生懸命に説明し、お客様の予算をはじめ土地の希望や条件を聞き先ず
は土地探しから始められました、ここまでが3月中旬だったそうです。
その後、ネットで探したりお客様の希望地区をくまなく歩き売り物件を探したそうです。そして、資料を取り寄せたそうです。その営業
マンさん当社には、ネットを見て先ず資料を請求してこられましたのでうちからFAXをしました。その後、お礼の電話と条件面の確認
の電話がありました、資料送付後のお礼の電話があるって結構律儀です。。。これが4月3日でした。
それから4月10日にその営業マンから私宛に電話がありました、先日の土地をお客様に紹介する前にお出会いして挨拶をしたいと
の事。。。正直私としてみればあれから1週間、まだ紹介して無いの?って感じでした。が拒む理由もないので...うちに来てくれました
アポ取って来てくれたのにタイミングが悪く急な来店のお客様と重なってしまいその時は名刺交換のみとなりました、その日の夕刻こ
ちらからお詫びの連絡を入れました、すると、『先日資料を頂きありがとうございました、ご挨拶も勿論なんですが...今週末の13日に
お客様とお会いするので同席してもらえないでしょうか』とのこと。こちらも勿論O.K.でアポを取り電話を切りました。。。
(話は長くなりましたが)そして今日。。。約束の時間にメーカーさんへ行きました。15分前に着きましたが既にお客様と打合せをされ
ていました、お客様とのアポは私のアポより1時間早かったそうです。営業マンさんが私の紹介をお客様にして下さりご挨拶、その後
現場に行きましょうとのことで、お客様ご夫婦とお子さん2人営業マンさんと私合計6人で現場に行きました、現地に着き私が土地の
説明をしようとすると、率先してその営業マンさんが説明をしてくれました。その時にお客様に出された資料はうちから送った資料に
プラスして、事前に写真を撮り、近隣のスパーやドラックストアまで実際に歩いてみて何分かかるか、小学校までの通学経路を調べ
地図で明示等々オリジナルな資料を作ってお客様に説明をされていました、同時に建物のプランも確りしたも図面を用意して土地の
上に立ち、ここが玄関でここが庭です、東はあちらの方角ですからリビングには朝の光がバッチリです、駐車場はここになり、という
風に身振り手振りで一生懸命に説明してくれました、お客様も真剣にお聞き頂きイメージがつかめたと言って頂けました。。。
なかなかのプレゼン能力の高い営業マンさんでした。その後、展示場に戻り私が諸費用の説明をしてお客様をお見送りしました。。。
ハウスメーカーさんや地場の工務店さんからの土地資料請求はよくあります、そのほとんどは、うちからお送りした資料をそのままお
客様宅にFAXをしたり、持参したりだと思います、その後先日お送りした土地資料どうでした?見に行かれました?こんな感じの営業
がほとんどだと思います、がしかし今日の営業マンは達者でした。お客様をお見送りして話をしてみると、彼はこんな事を言いました。
『競合する他社が多い中、縁あって我々の展示場に来て頂いたお客さんです、大切なお客様です、お客様があってこその私たちなんです。大事なお客様に土地を紹介する時、私は業者さんからもらった資料にプラスして自分のオリジナルな資料を作ってるんですよ、写真や情報をたくさん入れてお客さんが見たくなる資料を作ると、いかにこの土地が良いのかを理解して頂けますし、何よりお客様にこの気持ちが伝わると思うんですよね。それとお客さんが同じ土地で違う資料を見比べた時にどっちの資料がお客様の事を考えているか一目瞭然ですよね。そしてそこからお客様と我々との信頼関係が生まれて、ご契約を頂き打合せがあり工事着工し完成したらお引渡しです、その後はアフターメンテナンスがあり末永くお客様とのお付き合いが始まります。私はその最初の部分である、家をどこで建てようか、どの土地に建てようかを重要に考えているんです。そこがお客様の生活の基盤になり、そこから幸せが始まるんですから。』
この言葉。。。心にズドンときました!! 初心に返らされた思いと同時に再認識させて頂きました。ありがとうございました。。。