読みやすい作品ですが内容は重い、そのギ…

2013年11月14日

読みやすい作品ですが内容は重い、そのギャップに驚かされました。。。

 

昨日は定休日、草津イオンモール、ふらっと本屋さん。。。新刊チェックするも興味をそそる本は特になし、うろうろ。。。

 

なんか居心地の良い本屋さん、なんで?並べ方とか紙とかインクの匂いとか、書店としての演出方法もいろいろあるんでしょうが、

 

居心地も良い、いつもより猛烈に本を買いたい気分になる。。。とその時、目に入ったのはドリアン助川著『あん』。。。

 

普段、物語や小説の買い方というと、作家から入ります、安心ですもんね。。。話題本や賞を取った作品とかも安心感はありますし、

 

新聞の紙面広告とかあとはキャッチや帯のコメントで決める事もあります、特に好きな芸能人が帯でコメントをしていると気になります

 

よね。だから表紙だけでの表紙買いはあまりしないのですが、昨日表紙買いしたのが『あん』。。。

 

平積みされて帯は無し、表紙は下町の店先に立つ女子高校生のイラストにでっかく『あん』 作家はドリアン助川。。。 ドリアンて・・・

 

著者名もインパクトは大。。。ドリアン、果物の王様?食べた事はないんですが臭い果物とは聞いた事が有るような無いような。。。

 

ドリアン助川さん知ってます? 私は存じ上げませんでした。。。  まあまあこうゆう出会いも結構好きなので購入!!

 

好きな作家や話題作はおおまかな内容的な事を理解して読み進めます、帯なんかを見ても予測出来る事は多いですよね。。。けど、

 

こうゆう買い方をした本は予備知識なしで読んでいく事になります、結構ドキドキです。。。

 

『あん』。。。ハンセン病をテーマにした作品でした、私自身もこの病名は聞いた事はありますが詳しくは知りませんでした。ハンセン病

 

の辿った歴史、患者さんの暮らしぶりや想い、偏見に隔離、遅すぎる自由。。。重いテーマです。元ハンセン病患者と無気力などら焼

 

き屋のふれあいから生きる事についていろいろ考えられるさせられる作品です。。。

 

もう一つ、ドリアンさんのすごいとこ、表現の仕方、小豆を水に浸し水を含んだ小豆を煮るところやその描写が実にうまいです。。。

 

読み終わったのは2時ごろでしたがコンビニにどら焼き買いに行こと思いました...しかしこんな時間…おっさんが一人どら焼きを買

 

いに行く時間ではない事は確実。。。なので寝ました。がリベンジで今日、古川日登堂にどら焼き買いに行きました。塩大福も。。。

 

後で調べたら、この『あん』は、中学高校の読書感想画指定図書にも指定されているようです。中高生諸君にも是非お勧めします。

 

草津イオンモールの本屋さんは、喜久屋書店さんでして私にとっては不思議な本屋さんでした、このあたりには無い本屋さんです。

 

何が。とかは特に無いんですが。。。冒頭にも書きましたがなんでか本が買いたくなるんです、そんな演出なのかなんなのか雑誌も

 

含め8冊買っていました。なんで?なんでやろ??

 

本が買いたなる光線とか電磁波、モスキート音的な何か流れてる? 不思議やぁ~。。。