気の利いた七夕ネタを... といきたい…

2014年07月07日

気の利いた七夕ネタを... といきたいところですが...  

 

天の川にお願いする事は山のようにあるのですが... 気の利いた小ネタを挟む事が出来ません、あしからず。。。

 

今は時代も変わり、登記簿謄本も公図や測量図、建物図面までもがPCから取得できるようになりました、これほんまに便利です。

 

けどしかし、多くの金融機関はローン関連の書類は証明付(法務局が発行している電子印のある書類)と指定されます、当然といえ

 

ば当然です、という事で久しぶりに八日市の法務局に出向きまして、用事を済ませて法務局を出ますと、私が会社員時代にお世話に

 

なった取引先の同種同業の営業マンさんとばったり再開。。。営業エリアが全く違うのでお互いにビックリしながら『久しぶりぃ』から始

 

まり、お互いの近況報告をしたりして、しばし立ち話... 八日市の法務局の前は西友なので移動してコーヒータイム!! その人は歳は

 

私よりだいぶん下で達者(優秀)な営業マンなんです。近況報告から情報交換してるうちにそろそろ独立を考えているとの話になりま

 

した。。。この業界よくある話です... 営業マンとして下積みをして、店長や所長、部長とかの肩書きが付き独立の為の金銭的な貯蓄

 

もできて、助けてくれる人脈も掴む事が出来たら誰でも一度は考える選択肢です。。。その反面、今の厳しい環境から抜け出す為に

 

この独立の選択肢を選ばれる方もおられます、きっかけは様々です、正解も間違いもありません、それからが大変でそれからが本

 

当の意味での勝負なんですから。短い時間でしたが、私の率直な意見と出来る限りのアドバイスはさせて頂きました。。。

 

昔々の話です18年くらい前でしょうか、同僚の営業マンの話ですがこんな方がおられました。。。平成7年8年頃です、一般的には

 

バブル崩壊後ではありますがそれは都心部でのお話... まだまだ田舎の新興住宅地ではどんどん売れている状況でした、業績を

 

伸ばしている会社ほど厳しくキツイ会社ではありましたが、営業マンは歩合給に魅力を感じ一生懸命頑張っていました、当時の営業

 

マンははっきり言って使い捨てです、売れない売ってこない営業マン、会社の方針に就いていけない営業マンは自然と淘汰されてい

 

きます、逆に売上を上げる営業マンは、『勝てば官軍』でそれこそが正解で正義になってしまいます。こんな環境ですから上司から

 

の叱咤、叱責は常にあり理不尽な事もしばしばです。しかし逆に叱咤叱責からの、なにくそッ!!って根性から自身の魂に火が付き売

 

上を上げられたのかも知れません。この手の営業マンにやさしく褒めちぎっていても売り上げを上げたか否かは分かりません。。。

 

しかし、叱咤叱責に理不尽が続くとその環境に我慢できなくなります、『売上も上げてるのになんでそこまで言われなあかんねん。

 

辞ゃーめた!!』となります... そうです、そうなんです、ここで勘違いが始まります、叱咤叱責の環境により売上を上げる事が出来て

 

いただけやのに自身の実力を過信し過ぎてしまいました。その後、転職そこも数ヶ月で辞められて独立されましたが、その後...

 

営業マンの実績って、営業マンの実力って訳ではないんですね、実績とは私が思うに実力2割、環境8割です。環境とは自分を支え

 

てくれるものであり、家族であり会社の看板であり、同僚や仲間、理不尽な上司も大切な要素です。では、実力ってなんなんでしょう

 

か???今日もこの話を先記の営業マンにはしたのですが。。。自分の正確な体重を知りたい時には体重計に乗りますよね、体重

 

計に乗る時は靴を脱ぎますし服も下着も脱ぎますよね、でないと正確な体重は分かりません...自分の本当の実力とは、会社の

 

信用や看板、与えられた立ち位置や環境をはじめ健康保険や固定給...それらすべてを脱ぎ捨ててゼロにした状況下で上げられ

 

る実績、それが実力です。。。

 

私自身が今も昔も自己啓発には苦労しています、楽な方に流れてしまいがちです、あえて苦を選択する美学を持ち合わせていませ

 

ん。そんな中、叱咤叱責してくれる上司や厳しい会社のおかげで売上がる、これもまた事実。しかし、今の時代は少なくなりましたが、

 

営業マン使い捨て感覚で厳しくし過ぎて退職者続出なんてのは、本末転倒です。以前勤めていた会社でも、不動産の仕事が好きで

 

人と話す事も好きな人がいましたが上司からの叱咤叱責や会社の営業方針についていけずに、悔しい思いをしながら辞めたくない

 

のに辞めて行った営業マンも数多く見てきました。。。

 

褒めて育てるとか、褒められて伸びる。。。ビジネスの世界でもあると思いますがこればっかりでは人は育ちませんよね... 

 

永遠のテーマかも知れません。こんな事考えてるうちに彦根まで帰ってきました... ...

 

七夕。。。なんでこれで『たなばた』って読むんやろ???