100年に1回が100年後かもしれませ…

2014年07月24日

100年に1回が100年後かもしれませんし… 来月かもしれません。。。

 

今日は、所属している宅建協会の定期研修会がありまして参加してきました、主に弁護士さんからの法的問題や税理士さんからの

 

税制改正、滋賀県流水治水条例概要説明や人権問題など多岐にわたります。その中で流域治水条例で興味深いものがありました

 

のでお付き合い下さい。。。昨年9月の台風18号は記憶に新しいところですが...これを踏まえ滋賀県でも流水治水条例が制定さ

 

れました、改めて昨年の台風18号での県内の被害状況を映像を交え見る事が出来ましたが野洲市以南の各市の一部で床上浸水

 

の被害が多数ありました、野洲大津栗東等映像で見ると『えっ… こんなとこまで… こんな被害あったんや!!』と正直思いました、知

 

りませんでした...昨年の18号時には、『今まで経験したことの無い大雨』とか『数十年に一度の大雨』って表現されてました...

 

こんな数値があります。。。

 

100年に1回起こる降雨災害が今後1年間に起こる確率1%…

100年に1回起こる降雨災害が今後30年間に起こる確率28%…

100年に1回起こる降雨災害が今後100年間に起こる確率78%…

 

遠くは昭和34年伊勢湾台風、平成2年の台風19号、昨年の台風18号を考えると、治水政策の重要性が高い事は一目瞭然です。

 

ちなみに琵琶湖西岸断層帯の今後30年以内に地震発生の確率は1%から3%といわれています。。。

 

昨日は、業界の大先輩で25年前からお付き合い頂いている社長と研修会へ参加しておりました、帰りの車の中でこの話になり伊

 

勢湾台風の話になりました。。。当時、棟上げを済ませ屋根工事も済ませたところに伊勢湾台風が来たそうです、現場が心配で近

 

くから見てると… 瓦は落ち葉が舞うように飛んでいき、建てた柱はマッチ棒が倒れるがのごとくパタパタと倒れていったそうです。。。

 

現実に起きている自然災害の前で人間は無力ですが、対策を実施する事により被害を無くしたり最小限に留める事が出来ます、県

 

や市町村が先頭になり地域住民も協力の基で治水政策をしっかりと行っていきたいと思いました。。。