『手を打てば ハイと答える 鳥逃げる…

2015年05月03日

『手を打てば ハイと答える 鳥逃げる 鯉は集まる 猿沢の池』

 

今日は8時00分に奈良でお客様とのアポでして渋滞予測もして5時30分に出発でした、名神から京滋バイパスへ京奈和道を軽快に走り抜け木津で降りてから案の定で奈良市内の渋滞に巻き込まれながら余裕で到着です、内容は事前に電話で説明した書類の確認と捺印を頂くだけなので10分で完了です... 観光気分も味わうことなく11時には彦根でアポがありますから奈良公園の鹿さんに見送られ奈良を後にしました(-_-) するとすぐ左手に猿沢池です。この池は、流入する川も流出する川も無く澄む事も無く濁る事も無い不思議な池としてそこそこ有名です。運転中にもかかわらず池を横目で眺めながら表題を思い出しましたので今日はそんなお話にお付き合い下さい...

 

昔々ある僧侶が猿沢池の畔にある宿で「パンパン」と手を打ちました、すると宿の主人は客人が呼んでいると思い「はい」と応えました、屋根で羽を休める鳥達は危険を感じて飛び立ちます、優雅に泳ぐ池の鯉は餌を貰えると思い集まってきました。手を打つ行為「パンパン」という音も聞き方や聞こえ方聞く方によって捉え方が違うという事であり十人十色、様々な捉え方があり別々な世界がそこには存在します。般若心経に説かれている「偏らない心、捉われない心」が大切なのであり、森羅万象この世の中で起こるすべての物事はそれ自体が事実なのではなく自分自身の先入観や偏った考えや心が作り出す幻想なのかもしれません、偏らない心、捉われない心が最も大切なのですよ。薬師寺の僧侶で法相宗管長の山田法胤氏の説法を引用しました。

 

このブログを見ていただいている方へ、今まさに目の前にいる人が「パンパン」と手を打ちました、そこにはどんな世界が広がっているのでしょうか?それは現実ですか?もしかしたら幻想かもしれませんョ(*_*) G.W.の連休も後半戦ですスマイルコンサルタント明日も元気に営業中です!!