『何かをやり始めた時、誰もが最初にぶち…

2015年12月06日

『何かをやり始めた時、誰もが最初にぶち当たる壁は自分の実力を知らなきゃいけないって事だと思う。』by西原理恵子

 

おはようございます。昨日は安土の現場でお客様とお出会いしてその後は近江八幡の地主さん宅に訪問でした、思いのほか安土の現場が早く終わり1時間の待ち時間発生、こんな時はだいたい過去に携わった現場を見に行ったり知り合いの業者さんに寄ったり本屋に立ち寄ったりで時間つぶすんですが昨日はBookOffへ、手にしたのは西原理恵子著『この世でいちばん大事な「カネ」の話』でした、この人を私は知りませんでしたが漫画家さんです「まいにち母さん」や「ぼくんち」ってのが有名で映画にもなってるそうです。『貧乏は病気、どうあがいても治らない不治の病だ。』 的な話から始まります、アル中の実父と博打打の養父... 不遇の幼少期を過ごし地元高知の高校に入学するも退学になり大検合格後に美大を受験する為に18歳で上京し予備校に入りました、そこのテストで最下位となり自分自身に愕然とします、頼る人も無く予備校の成績は最下位... それでも生活する為にはお金が必要です、

 

西原さんはここで諦めませんでした不遇の時代を過ごした地元には絶対に帰らないと決意してその強い思いから得た処世術や世渡りを面白おかしく著書で紹介されていました。最下位の人間が最下位による最下位の戦い方を身に着け、目標を持ちその目標を見失うことなく持ち続けその目標に向かってしたたかに行動をしてきたからこそ今があると言い切られています。『生きていくならお金を稼ぎましょう。人が人である事を止めない為に人は働く、働く事が生きる事。』 って事を伝えたいんだと感じました大人が読んでも面白い本でした。立ち読みで3分の1を読みましたがちゃんと買って帰り昨晩一気読みでした。

 

スマイル不動産コンサルタントが大手財閥系や電鉄系の不動産仲介業者に組織的にも規模も資金力も勝てる訳がありません絶対です100%勝てません。がしかし、個々への顧客サービスやきめ細かいサポート体制は負けません、ここで勝てなければスマイル不動産コンサルタントの存在価値は無いと思っています。これを再認識させてくれた作品でした。