リフレーミング!!
2015年12月11日
リフレーミング!!
今日は昨晩からの大雨で一日中ぐずついてました午前は雨の止み間にタイヤ交換を済ませて来るべく雪に備えました、11時からの立会はタイミング悪く雨... 久々にカッパ着ました、私と調査士さんの日頃の行いの悪さを反省しながらの立会でした(゜゜) 午後からは曇り空でしたが何とか天気はもちまして、しばらくすると同業者の大先輩から電話があって築不詳(課税証明では昭和19年建築)の中古物件を見に行く事になりました、所有者さんは最近相続で取得されたれたらしく現在は遠方にお住まいだそうです。
待ち合わせ場所に車を停めて歩いて現場に到着、さすがに築70年以上の年季です草で玄関にたどり着けませんし玄関引き戸は経年劣化と腐った木が乾燥して開けて入るというよりは壊して入る感じです、そして玄関は広く土間みたいですが土です、なつかしくてなんか建替える前の実家を思い出しました。
所有者様には言い方が悪いですが古いと言う表現は通り越している感じです、建物の状況やライフライン及び接道業況を考えると販売に関しては苦戦しそうな物件である事は容易に考えられそうです。がしかし、ここで思い出したのがある靴メーカーの営業マンの話... 営業に携わる人であれば一度は聞かれたことが有ると思います、とある靴のメーカーA社の営業マンAとB社の営業マンBがアフリカに市場調査に出向きました、Aはアフリカの部族と出会い誰もが裸足で生活している事に驚きます、Aは 『そもそも靴を履く習慣がない人に靴が売れる訳がない』 と考えA社に報告しました。
一方Bは 『靴を履く習慣のない人たちに靴の良さを伝えられれば絶対に売れるはず』 と考えB社に報告しました。その後、B社はアフリカで靴の販売を開始してシェアは拡大しBは大出世をしたという実話です。まさしくマーケティングの原点です、そこに営業のテクニックなんか必要ありません
一般常識や固定観念に頼らず新たな物事の見方や考え方や視点を変え何事も前向きに考える。これが出来ればたいていの事は乗り越えられます。ヤマト運輸が先駆けの時間帯指定配達もセブン銀行のビジネスモデルもおそらくこの発想から生まれてきたんだと思います。大好きな大福を半分食べました、『もう半分しかない』 よりも 『まだ半分もある』 、締め切りの約束まで残り1時間、『もう1時間しかない』 よりも 『まだ1時間もある』 この発想は下町ロケットにも出てきましたよね^^;
今日の案件は、築年数不詳で接道義務を果さずライフラインは他人地通過です、頑張ります。。。