『御大』

2016年01月26日

『御大』

 

今年のプロ野球セリーグの監督は全員が40歳代だそうです、プロ野球の監督というとおじいちゃんとまではいかなくても初老というイメージがありますからかなり若返りました、タイガースも金本新監督となりシーズンの楽しみが増えました今年はセパ共に3月25日開幕であと2ヶ月切ってます、今年は甲子園に行く機会も増えそうです楽しみです(^^)

 

阪神でも監督をされ2003年ぶっちぎりのリーグ優勝(日本シリーズは3勝4敗で負け)北京五輪(メダルを逃がし4位)日本代表監督を経験された星野仙一氏 「闘将」 とか 「燃える男」 として精神論でチームをまとめ上げた名将です、野村氏のID野球や落合氏のオレ流とはタイプが違い努力と根性いわゆるスポ根です。その星野氏は明治大学野球部出身で、選手や監督時代の武勇伝は有名ですが学生時代から気性の荒さは有名だったそうです。当時の野球部監督は「明大野球の御大」と恐れられた故島岡吉郎氏でした、ピンチやチャンスの時に出す指示は 「なんとかせい」 試合に負けると 「お前ら全員死ね」 とスパルタ指導と鉄拳制裁で東京六大学リーグでの優勝15回は歴代1位だそうです。その明大野球部でキャプテンになった星野氏は新入部員に対し 「便所掃除をやれ」 と命じます、それを見ていた島岡監督は 「星野、おまえが便所掃除やれ」 と叱責したそうです。星野氏は 「なんでですか?」 と聞き返しますその時、島岡監督は 「おまえはキャプテンだからだ」 と言われたそうです。それを聞いた星野氏は不満で立ちすくんでいると島岡監督が自ら便所掃除を始めました、それを見た星野氏は 「すいませんやります」 と慌てて便所掃除を行ったそうです。

 

そうですね、トイレ掃除に限らず仕事上でも毎日の生活の中でもその通りです。上に立つ人ほど、人の嫌がることを率先して行わなければなりません、反省です。