『勝ちに不思議の勝ち有り、負けに不思議…

2016年01月29日

『勝ちに不思議の勝ち有り、負けに不思議の負け無し。』

 

これを我々の仕事に当てはめると何となく不思議と商談や交渉が成立して特に努力なくして契約に至ったり、逆にミスやトラブルがあった場合には必ずそこに原因があるということだと思います。今日トラブルが起こりました、大事に至る事も無く無事に決済は完了しましたがこの言葉を思い出し今日のトラブルを掘り下げていき今後の対策に役立てたいと思います。この言葉は、野村克也氏の語録として紹介されるケースが多いのですが... 松浦清『剣談』の一説、「負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、その試合中に何か負ける要素がある。勝ったときでも、何か負けに繋がる要素があった場合がある。」 これを引用されているそうです。負ける要素、契約に至らなかった要素を掘り下げることはよくありますが、勝った時や契約に至った時、そこに負る要素に繋がることや契約に至らないことに繋がる要素を考える事はあまり無いように思います。勉強になります。