『道』

2016年04月08日

『道』

 

昨日の雨と風で桜の行方が心配でしたが芹川の桜のトンネルも彦根城もギリギリセーフです今年の花びらは強そうです。。。

 

プロレスを知らない人も見ない人でもアントニオ猪木は知っていると思います 『燃える闘魂』 です、その猪木氏の著書 『猪木寛治自伝』 に一休禅師の言葉として紹介されている 『道』 も有名でスピーチなんかでもたまに聞きますよね。

 

アントニオ猪木  『道』
この道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ

 

新日本プロレスの道場にも掲げられており猪木氏は自身の引退式のスピーチでもこれを詠まれました、そして猪木氏のこの言葉を理解するにはこの言葉の枕が重要です、この言葉の枕にはこう話されています。

 

人は歩みを止めたとき、そして挑戦をあきらめたときに年老いていくのだと思います。』 人は歳を重ねると、しがらみやったり現状で満足したり楽を覚えたりで挑戦をしなくなります... 今、引退スピーチをYouTubeで見ました、自分の理解ですが猪木氏は、「チャレンジスピリットを忘れた人間はただただ老いぼていくだけだぞ」 と言っているように感じました。この 『道』 猪木氏は一休禅師の言葉として紹介されていますが、これを少し掘り下げると... 一休禅師の言葉ではなく昭和初期に哲学者として活躍された清沢哲夫氏の言葉のようです。

 

清沢哲夫  『道』
此の道を行けばどうなるのかと危ぶむなかれ 危ぶめば道はなし
ふみ出せばその一足が道となる その一足が道である
わからなくても歩いて行け 行けばわかるよ

 

誰が書いたかなんて関係ありません、誰が書いたにせよこの言葉の輝きが失われることはありませんし色褪せることもありません。