『スキナーの箱』
2016年11月04日
おはようございます。いきなりですがパチンコとかパチスロってやります???私は二十歳前後の頃に結構通いましたが今は全くやりません。25年前やってた頃パチンコはフィーバーで数字が揃って\3,500-前後、パチスロは7が揃って\5,500-前後でした、今はギャンブル性も高く数時間で数十万勝ったり負けたりがあるようです。我々の不動産業界の中にも好きな人が多く嵌ってる感じの人も多くおられます、楽しむ程度ならいいのですがパチンコが原因で借金→離婚→破産の道を辿られる人も多く見てきました...
昨日出先で同業者さんとパチンコの話になりました、こんな話を聞いたので少々お付き合い下さい。
人は何でギャンブルに嵌ってしまうんか?これを猿で動物実験したのが表題の『スキナーの箱』というものです。
①スイッチを押すと必ずエサが出てくる部屋とスイッチを押してもたまにしかエサが出てこない部屋を用 意してそこに別々のお猿さんに生活をさせスイッチとエサの関係を学習させます。
②数週間学習後は両方の部屋共にスイッチを押してもエサが出ないようにします。
③すると必ずエサが出てきた部屋の猿はエサが出てこなくなると諦めてスイッチを押さなくなりました。
④一方、スイッチを押してもたまにしかエサが出てこなかった部屋のサルはスイッチを押し続けました。
いつも出てきたものが出てこなくなればもう出てこなくなったと感じ、出てこないこともあったものが出てこなくても次は出ると期待してしまうという心理からこの行動パターンになるとのことです。納得です、パチンコに嵌る人の心理は、次は勝つと思うから辞められずにパチンコ屋に通ってしまいます。要は、負けてお金が減ることよりも勝ってお金が増える事への期待が大きすぎるから辞められないこのパターンだそうです。
パチンコ屋さんも営利企業です一般の顧客をパチンコ依存にするくらいのマーケティングや営業戦略にも莫大な経費を掛けている訳ですし、台もコンピュータ制御です店側が出玉を調整できる訳ですから店が負ける事は100%有りません、公営ギャンブルも海外のカジノも同様です。そもそも胴元が勝つ仕組みが出来上がっている中での賭け事ですから負けが前提です、負けが前提であればそれはギャンブルなんかではありません人生の方がよっぽどギャンブルです。。。
気付いた頃には時間もお金も返ってきませんし健康までも持っていかれてしまいます...