油断大敵

2017年04月27日

おはようございます。昨晩テレビを見てますと、2020東京五輪の聖火リレーのコンセプトとかルートを検討する会合が行われているとのニュースがありました。聖火はギリシャで太陽から採火され東京へ運ばれます、そして閉会式が終わるまで灯り続けます。2020の最終聖火ランナーも気になるところですが今日はこんなお話し...

 

遠くギリシャから海を渡り届けられた聖火は採火から半年程度灯り続けます、がしかし!! 滋賀には1200年以上も灯り続ける灯火があるのをご存知の方も多いと思います「不滅の法灯」比叡山延暦寺の根本中堂ご本尊前にある灯火です。最澄が開山した788年から1229年もの間受け継がれています。

毎日毎日菜種油を注ぎ足して灯り続けています、最澄の教えを長く後世に伝えていく事が灯し続ける最大の目的だと言われています。不滅の灯を確固たる物ものにする為に天台宗を始めとした全国の寺院に分灯されているそうです。けどしかし、織田信長による延暦寺焼き討ちの時に一度だけ消えてしまいましたが分灯していた山形県の天台宗立石寺からまた分灯して再び灯り続ける事が出来ました。

油を断つと大変な事になる、これが「油断大敵」の語源とも言われています。

 

2020東京の最終ランナー誰やろね???実績からやと... 女性なら伊調馨選手、男性なら野村忠宏氏ですかね。