しばらくカレーが続くかも...

2017年04月30日

G.W.2日目少々風はありますが天気も上々で店の前はやっぱり渋滞です彦根城方面注意です。4月も最終日で忙しくしたいんですがG.W.とも重なり落ち着いた昼下がりです、さっき会社の帰り道に同業者さんのお店の前を通るとお客さんらしき車が数台停まってました... もっと頑張ります...

 

いきなりですけど... カレー食いたいなぁー、そんな時どこ行きます?彦根界隈には専門店が少ないですが... あの黄色い看板に吸い込まれてしまいますCoCo壱番屋あのカレーはクセになる味です、なんか中毒性のあるクスリでも入ってるん違うかと思うくらい無性に食べたくなります、今日はそんなココイチの創業者宗次徳次氏のお話しです。

 

宗次氏の講演がネット配信されており昨日見付けました、聞き入ってしまい少々寝不足です。宗次氏は孤児院で育ち後に養父に引き取られます、ご多分に漏れず行った先の養父は仕事をせず酒とギャンブルに明け暮れて生活に困窮し生活保護でやっと中学を出るとアルバイトをして生活費と学費を稼ぎ愛知県の小牧高校を卒業します。

卒業後は不動産会社に就職しその後、大和ハウス工業に転職し24歳の時に名古屋で仲介業をメインとする不動産屋として独立をします。収入が不安定な事から奥さんと相談して日銭が入る喫茶店を開業されます、宗次氏は不動産屋で奥さんが喫茶店をされていましたが程なくして宗次氏が喫茶店経営にのめり込み不動産屋は廃業し喫茶店経営に専念されました、2年後26歳の時には2号店を出店しそこで出したカレーが人気を呼ぶとカレー専門店へ業態を変えました。そして3年後の29歳の時『カレーハウスCoCo壱番屋』を創業されます、その後はご存知の通り東証一部に上場し店舗も国内外1200店舗となりました。

 

ここで宗次氏の経営術をご紹介します。

 

1.朝から晩まで徹底的に働く

 朝4時出社23時退社

2.現場主義を貫く

 売上数字を見るくらいなら実際に店舗へ行く、すると売り上げ改善のヒントが必ずある。

3.ライバルを一切気にしない

 ライバルの値下げも商品も気にしない、お客様の事だけを考える。

4.お客様のクレームは貴重な財産

 11000通のアンケートを毎朝読む、クレームはすぐに改善する。

5.『夢』ではなく『目標』を追いかける

 1年先のスパンで達成ギリギリの『目標』を立てる、1020年先の『夢』は追いかけない。

6.継続的に店舗の近隣を掃除する 

 地域の人から信頼をされる、継続する事によりいつか売上も伸びる。

7.後継者を育て潔く身を引く

 優者な経営者を育て潔く身を引き役員としても会社に残ってはいけない。

 

こんなこと言うと怒られそうですが、講演の最初はオヤジギャグ連発で冗談を交えながらでは無く冗談ばっかりでしたが核心に迫るにつれご自身の経験に裏付けられる言葉やしぐさには迫力が感じられました。。。 自分の甘さを認識するばかりです...

昨晩、布団に入ってからこの動画を見付けて最後まで聞いてしまいました、なんでか???ココイチのカレーも好きですけど... 宗次氏は高校卒業後不動産会社に就職をして後に不動産会社を経営されてました、ここに親近感がググッと湧いてきたからです^^;

 

今では、株式のみ保有し御夫婦共2002年に役員から退き経営もノータッチだそうです、2015年にはハウス食品が株式の51%を取得してココイチを子会社化したことが話題にもなりました、ここにも宗次イズムが感じられてますます興味を持ちましたし大好きになりました。

勿論今日のお昼はココイチ食べましたョ‼