共同経営の難しさ...

2017年05月20日

おはようございます。今日も天気は上々です今朝は自宅から歩いて出勤でした、途中の安清町賢木神社を抜けると、新緑の間を五月の風が心地よく爽やかに通り抜けます。そんな日に土地探しに家探しはいかがですか?スマイルコンサルタントは元気に営業中!! 皆様のお越しをお待ちしております。

 

昨晩は同業者さんとの集まりで少数でプチ飲み会、仕事だけでなくいろんな話しになるのですが共同経営に関するこんな話しを聞きました、ある意味納得です。

そこは飲食店のお話しです、某ホテルのレストランで修業を積み仕入れも確り出来る料理人Aとホテルは違いますが外資ホテルで営業及び接客の経験があるB、二人は高校の同級生で親友でした。BAの料理の腕を信頼しABの営業力と経理知識を見込んで二人は同額を出資して欧風飲食とバーが一緒になった今流行のバルをオープンさせました、お互いの専門知識をフルに活かして、お互いの弱点は補いながらの共同経営をする事によりその力は2倍にも3倍もなると信じての共同経営です、メニュー構成にバイトの手配や接客や営業まで今までに培ったお互いの経験を活かし開店準備は整いました。

案の定、開店当初から繁盛し結婚式の2次会の利用も入り順風満帆に繁盛していました。数年経過すると当初の全盛期よりは客足は減ったもののお客さんもそこそこ入っています、がしかし開店から約3年も持たずに閉店する事になります。

何でか???共同経営者同士の意見が合わず多少の利益ではやっていけないとのこと... そしてお互いはそれぞれの道を行く事となります。

 

昨日の話しの中での教訓として言い方は悪いですが...『お互いの弱点を補うのではなくそれは傷の舐め合いにすぎん』とか『半人前が集まっても半人前で一人前には成れん』こんな意見が多かったです。

実際に共同経営では2分の12分の11は成り立ちません、2分の1×2分の14分の1こちらが当てはまります。何人集まっても1にはなりません集まれば集まるほど1から遠のきます。。。