あの問題のその後...

2017年09月10日

おはようございます。リオ五輪リレーで銀メダル獲得後に彦根市の市民栄誉賞を受賞している桐生祥秀選手が昨日、日本人初となる9秒台100mを9.98秒で走り抜けました。今朝の全国紙各紙一面を飾りました、人類が初めて10秒を切ってから49年目だそうです。

 

そして昨晩は先日放送された『TVタックル』の録画を見てますと、2015年に発覚した横浜の傾斜マンション問題のその後を取材し放送されてました。4棟のうち1棟が傾斜し原因は、基礎工事前の杭工事をする為の地盤データが偽装され杭が強固な支持層に到達していなかったことです。

事業主であり売主の三井不動産は当初の説明通りに全棟建替えして慰謝料として各戸に300万円、引越し費用全額負担、建築中の家賃保証30万円/月額を約束して現在解体工事も完了し建築中とのこと、全戸約700戸(三井不動産が既に買取っている部屋も含)で約500億円の補償です、2005年のヒューザー姉歯の耐震偽装問題とは天と地とほどの差があります。この対応に潔いとか神対応とかいわれてますが... この対応は当然であり当然の対応だと思います。そして、三井不動産は「売主としての責任を果たすべく、住民の皆様が一日でも早く安心して暮らしていただけるよう誠心誠意対応してまいります。」とコメントされたようです。事業主であり売主として100点満点の対応でありコメントです。

 

下世話な話しですが... 各区分所有者に確りと補償した三井不動産は同時進行で当時設計施工の三井住友建設と杭打工事を施工した旭化成建材に当然のごとく損害賠償請求をするでしょう、いったいいくらぐらいの請求をするのでしょうか???この3社の責任のなすり付け合いも興味あります...