そんな時代じゃないですよ!

2018年03月18日

先週か先々週かそれくらいの前の話しです、その日は打合せで夕方から大津へ... 初めて伺う不動産屋さんでした、FC系の不動産会社で営業マンも45人居られます。予定より早めに着いて伺うと接客ブースに通されて暫し待ちます、各ブースの仕切りはパーテーションの様な目隠し程度なので耳を澄ませば隣のブースや事務所からの会話が否が応でも聞こえてくる訳です。決して聞き耳を立ててる事は無いのですが、営業マンが上司か店長に業務の報告している会話が聞こえてきました...

あまり聞きたくは無かったのですが、上司か店長の威圧的な声が漏れ聞こえてきます。あれは、20年くらい前、自分が営業マンだった時の頃の思い出が蘇ります...

我々の頃は... 努力と根性、気合を入れろの精神論です。高圧的に怒鳴るだけの上司、ネチネチと重箱の隅を突くわりには解決策も何も無い上司、役員の機嫌だけを伺う太鼓持ち上司、ヒステリックにピィーピィーうるさいだけの上司いろいろな方が居られました、勿論尊敬する上司も居られましたし今でもお付き合いは有ります、がしかし大半は前者です。特に怒鳴る上司や怒るだけの上司は煙たがられますし新人であれば怖がってしまいます、こうなると最悪なパターンです、怖がる部下は上司に本音を話しませんし捻じ曲がった報告をしてしまいます。取引の中でリスクがある話でも、怖がって怒鳴られる事を避けるため報告しません。こうなるとその上司は、事態が最悪の状況まで進行してから知る事になってしまいます。悪循環の何ものでもありません!
上司が部下を怒鳴り散らす... 今時珍しいタイプの方をパーテーション越しに感じて少し懐かしい感じとあの頃の思い出したくない光景が頭に浮かびました。