10年後なんて誰も分かりません...

2018年04月17日

おはようございます。今朝は本ネタ、先日アマゾンの「この商品を買った人はこの商品も買っています」に誘導されて買ったのが『10年後の仕事図鑑』堀江貴文×落合陽一との共著で対談形式に仕上がっています、ホリエモン... 嫌いじゃありません、数年前に近畿大学の卒業式でのスピーチの書き起こしを読みYouTubeで見た時あたりから好きになりました、実にシンプルで分り易く的を得た内容にホリエモンの地頭の良さが伺えます。

本の内容は題名通りです、2013年にアメリカのオックスフォード大学の出した論文『あと10年で消える職業、なくなる仕事』が基となり両人の自論が展開されていきます、人工知能を始めAIITに代替が不可能な事や物、基本的な考え方は二人とも同じですが大胆なホリエモンと各方面に配慮する落合氏との対談は物事の見方や角度に切り口が違い面白い仕上がりになっています。要約すると...

 

AIが飛躍的な発達を遂げたとしても最終的な決断は人間に委ねられます、この人と取引がしたい、この人から買いたい、この人なら売りたい、これらの感情は信頼関係があるからこそ成り立ちます、これはAIには出来ません、自分しかできないとか人間らしい付加価値があればAIに勝てるんです。だから、先ずは自分が情熱を持って取り組めることを見付ける、自分は何が好きで何をすることが幸せなのかをしっかり考えて自身が打ち込める事や物を仕事にしながらAIを上手く利用し共存をして行く... ってことと自分なりに理解してみました。

気軽に一気読み出来ますし(落合氏から出てくる単語やカタカナは小難しい点はありますが...)仕事のみならずお金とか信用や未来に関しても語っています、10年後57歳、現在47歳のオッサンが読んでも楽しめましたが、特に思うのがこれから数年後に社会人となる中高生や大学生が読むとおもしろいと思います、今朝そっと娘の本棚に入れときました...