知らぬが仏 言わぬが花。。。
2014年09月29日
知らぬが仏 言わぬが花。。。
今月もあと1日... このブログを読まれている方はどんな月末をお過ごしでしょうか、読まれている方が不動産屋さんなら... 9月ど
うでした? 目標達成しました?? 10月はどうです??? こんなん聞いてみたいです... 今日はこんなお話。。。
土地や建物、不動産の調査をしておりますといろいろとネガティブなことを知ってしまう事があります、再建築不可、事件や事故の経
歴、軟弱地盤、建物の傾斜、地中他人埋設管等々... 勿論、売却の為や購入の為の調査であれば、売却の依頼主や購入希望者さ
んへの報告はキチンとします、業者としての義務です、当然です、宅建業法に定められています。けどしかし、目的物件の調査中に
その物件以外の不動産のネガティブ情報を知ってしまうことが希にあります。例えばこうです、接道要件を調査中に目的物件までは
道路位置指定許可が取れているのに隣は未接道で再建築不可とか... その道自体が建築基準法上の道路でなかったり... 境界
確認のお願いに目的物件の隣家に伺った時に家の傾きに気付いてしまうとか... そんな時、所有者さんはご存知かもしれませんが
『再建築不可ですよ』 とか 『建物傾斜してますよ』 とか言われたりしたら嬉しいはずはありませんし恨まれるかもしれません。
例えば、お医者さんがコンビニでレジの時に係りの人の顔色を見て 『この人なんかの病気やな... 癌かな... 』 なんて思っても絶対
に言わないですよね。。。 良かれと思った親切心が、思いもよらない方向に向かってしまう事もあるかもしれません。。。